1.竹製せいろの魅力
2.お手入れ方法

竹製のせいろは、杉製よりも耐久性が高く、檜製よりもお手頃なのでせいろ初心者さんにもおすすめです。
竹製せいろの魅力やせいろ料理におすすめの食材、お手入れ・保管方法を詳しくご紹介します。

1.せいろの魅力

せいろ=丁寧な暮らし?いいえ、ずぼらさんや忙しい人にこそ、せいろです!

せいろ料理と聞くと、「丁寧な暮らしをしている方が、おしゃれな家で楽しむもの」
そんなイメージがありませんか?
いえいえ、実はせいろ料理はずぼらさんや忙しい方にこそおすすめの調理方法なんです!
なぜなら、せいろ料理は基本的に「食材を切って入れたら、蒸すだけ」だから。
付けダレだって、手作りにこだわらなくてOK。
市販のたれやポン酢、マヨネーズ、何ならシンプルに塩だけでも。
「節約もしたい」
「栄養バランスも気になる」
「でも、手の込んだものを作る気力や時間はない…」
そんな方にこそ、このページを読んでみて「これなら出来そう」そう思って頂けると嬉しいです。

頑張らないで作れる“メイン料理“

SNSで見かけるせいろ料理は、プロ顔負けの綺麗な盛り付けがたくさん。
素敵だなと憧れる一方で、「結局、手間がかかりそう」と気後れしちゃいませんか?
たしかに、見栄えの良い盛り付けは食欲をそそるし、食事の時間が楽しくなります。
でも、せいろの本当の魅力はそこじゃありません。
“冷蔵庫の余りもので、頑張らずにメイン料理が出来る“
それこそが、せいろの真骨頂!
たとえば…
・丸ごと買ったはいいけど、持て余していたキャベツ
・中途半端に残った人参
・すっかり存在を忘れていたじゃがいも
・お財布に優しい鶏むね肉
そんな食材たちが、せいろ蒸しならば立派なメイン料理になります。

冷蔵庫にあるもの、だいたい何でもいけちゃう説

せいろ蒸しに合う食材ですが、実はびっくりするほど多いんです。
わざわざ買い出しに行かなくても、冷蔵庫にあるもので何とかなっちゃうのがせいろ蒸し。
タレを工夫すれば、おもてなし料理にもなります。
食材も使い方も、自由に楽しめる懐の深さ。
せいろが一時のブームで終わらなかったのは、そんな奥深さがあるからかもしれません。

【こんな使い方も】
・おもてなしに:厚めに切った豚バラで韓国風ポッサム。コチュジャンのタレで本格風に。
・ラクをしたい日は:ウインナーや冷凍のシュウマイでボリュームUP
・休日の朝に:冷凍ご飯やパンの温めに。せいろワンプレートにするのも楽しい!

【おすすめ食材】
・野菜類:きのこ、根菜、いも類、さつまいも、かぼちゃ、キャベツ、ブロッコリー、白菜、もやし、豆苗、葱、ミニトマト(切らずにそのまま)
・タンパク質:鶏肉、豚肉、ウインナー、卵(洗ってそのまま、もしくは小皿に割り入れて)、豆腐、魚介類(鮭、鱈、鯖、海老、帆立、牡蠣など)
・加工品:餃子、シュウマイ、肉まん
・炭水化物:冷凍ご飯、食パン、ベーグル

蒸すことで引き出される素材本来の甘みや旨み。
せいろ蒸しならではの、身体に染み渡るような滋味深い味わいを、ぜひ楽しんでくださいね。

2.せいろの使い方とお手入れ方法

◎初めてご使⽤いただく前には空蒸しを

せいろを使う前に、最初の一度だけ「空蒸し(からむし)」をしてください。
空蒸しとは、せいろに食材を入れずに蒸気を通すこと。
このひと手間で耐久性が高まり、割れや変形が起こりにくくなります。
ちょっと面倒に感じるかもしれませんが、長くお使いいただくための最初の準備なのです。

【空蒸しの⼿順】
1)せいろ全体を水でしっかり濡らし、水気を軽く切ります。
2)鍋にお湯を沸かし、沸騰して蒸気が上がったら空のせいろを乗せて10分ほど中火で蒸します。
3)浮き出た汚れを洗い流し、しっかり乾燥させてください。

日常のお手入れ

ご使⽤⽅法

食材を入れる前に、全体を軽く濡らしてください。

鍋にお湯を沸かし、沸騰して蒸気が上がったら⾷材を⼊れたせいろを蒸してください。 水分や脂分の多い食材を蒸す際は、クッキングシートや蒸し布等をお使いいただくと、せいろに汚れが付きにくくなります。もち⽶(おこわ・⾚飯)を炊くときは、蒸し布を敷いてお使いください。

お⼿⼊れ⽅法

ご使用後は、基本的に洗剤を使わずに水やぬるま湯で洗ってください。
洗剤を使うと、せいろに洗剤の成分が染み込んでしまう可能性があるからです。
また、食材で付いた汚れが残ったままになると、カビの原因にも。
クッキングシートやせいろ紙を活用すると、せいろが汚れにくくなってお手入れもぐっと楽になります。
洗った後は風通しの良い場所でしっかり乾燥させ、湿気のない場所で保管しましょう。

3.竹せいろのご使用上の注意

水につけ置きはしない
つけ置き洗いは厳禁です。割れや内枠が外れる原因となります。
使用後はすぐに洗って乾かすことを意識しましょう。

食器洗浄機の使用はしない
食器洗浄機のご使用はできません。せいろは“手洗い・自然乾燥”が基本です。

湿気の多い場所での保管はしない
湿気はカビの原因となります。通気性の良い場所で保管してください。

たわしや研磨剤での洗浄はしない
竹の繊維がささくれてしまうことがありますのでお避けください。

4.素材の特性(よくある問題)と対策

・ご使用期限の目安:約1~2年
※竹せいろの寿命は使用頻度や手入れの方法によって異なりますが、一般的に消耗品として1~2年が目安とされています。

・黒ずみが出た部分はカビの可能性があります。その場合は買い替えをお勧めいたします。
※消毒用アルコールを吹きかけることで、黒ずみやカビを未然に防ぐことができます。

・手作業で作られたものであり、以下のような特性が見られる場合があります。

※上記理由による、返品・交換はお受けできません。ご了承の上でお買い求めくださいますようお願いいたします。


竹美商事では竹製せいろを販売しております。

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